台風11号に伴い17日に発生した土砂崩れにより一部区間で運転を取り止めているJRきのくに線は、復旧工事が進み、26日の始発列車から全線で運転の再開が決まった。
JR西日本和歌山支社によると、同線は、広川ビーチ―紀伊由良駅間で線路に土砂が流入した影響で箕島―御坊駅間の運転を休止し、同区間で代行バスを運行しているが、25日最終便でこの措置を終了し、26日から通常ダイヤとなる。
列車による同区間の所要時間30分に対し、代行バスは約1時間半かかり、通勤・通学客をはじめ利用者に大きな影響が出ていた。
26~31日分の特急くろしおの指定席の販売は、25日午前10時に再開する。