岩出署は1日、和歌山県岩出市内に住む40代の男性会社員から30万円の架空請求詐欺被害の届け出があったと発表した。
同署によると、男性は9月21日午前6時40分ごろから午後0時40分ごろまでの間、自宅で携帯型ゲーム機を操作中、インターネットのサイトに「会員登録されました」と表示されたため、退会しようと画面に表示された連絡先に電話をかけたところ、コバヤシと名乗る男から「退会手続き費用として30万円の支払いが必要」と言われた。男性は男の指示に従って「ウェブマネー」30万円分を同市と紀の川市のコンビニ3店舗で購入し、プリペイド番号を男に伝えた。男は「1時間くらいすれば手続き完了の連絡をします」と言っていたが、その後連絡はなく、男性は詐欺ではないかと思って被害を届け出たという。
同署が現在、捜査を進めている。