和歌山県警組織犯罪対策課と岩出署、近畿厚生局麻薬取締部の合同捜査班は1日、岩出市内の民家で大麻草を営利目的で栽培・所持、密売していたとして、同市金池のコーヒー販売業、岡田浩明容疑者(56)と住居不定の衣類販売業、川透容疑者(57)を大麻取締法違反容疑で逮捕したと発表した。
組織犯罪対策課によると、岡田容疑者は営利目的で昨年11月7日、自宅で大麻草61本を栽培し、乾燥大麻約2㌔㌘を所持した疑い。また、昔からの知人関係にある両容疑者は共謀し、営利目的で、宅配便を利用し顧客2人に乾燥大麻を密売した疑い。
岡田容疑者は容疑を認め、川容疑者は「大麻を渡したことは間違いないが、営利目的ではない」と容疑を一部否認しているという。