13日午後1時48分ごろ紀伊水道で発生した最大震度4の地震で、和歌山県内で2人が軽傷を負ったことが分かった。
県によると、白浜町の85歳女性が転倒して左こめかみを切り、橋本市の71歳女性も転倒して右足の付け根をけがした。
物的被害では、和歌山市の県民文化会館で3階会議室北側の窓ガラス1枚にひびが入った。県庁や和歌山市役所などでエレベーターが自動停止し、一時利用できなくなった。
JRきのくに線では、安全確認のため印南―湯浅間で約3時間にわたり徐行運転を実施。上下線14本が運休(部分運休含む)、23本に最大2時間51分の遅れが発生し、約5300人に影響した。