母親の遺体を自宅に放置していたとして、岩出署は18日、和歌山県岩出市今中の無職本田栄容疑者(61)を死体遺棄容疑で逮捕した。
同署によると、本田容疑者は同居していた母親のふじ子さん(88)の遺体を、自宅の一室に放置した疑いが持たれている。
本田容疑者は、ふじ子さんと2人暮らし。昨年の夏ごろからふじ子さんの姿を見掛けなくなったことを不審に思った民生委員や市役所の職員が、本田容疑者が外出したのを確認して自宅を訪問。異様なにおいがするのに気付いて警察に通報し、署員らが和室で布団に寝かされた状態のふじ子さんの遺体を発見した。
本田容疑者は容疑を認めているという。