女性のスカート内を盗撮しようとしたとして、和歌山市消防局は12日、消防司令補の永長勇哉被告(39)=県迷惑防止条例違反の罪で起訴=を同日付で懲戒免職にし、発表した。
同局などによると、永長被告は5月16日に市内のリサイクルショップで女性2人のスカート内にスマートフォンを差し入れ盗撮しようとし、同条例違反容疑で県警に逮捕された。2015年にも同様の罪で逮捕され、停職6カ月の懲戒処分を受けていた。同局の聞き取りに容疑を認め「寛大な処分をしていただいたにもかかわらず再犯してしまい申し訳ない」などと話しているという。
管理監督責任として逮捕当時の署長を訓告とした。
また、高速道路で50㌔の速度超過違反を起こした中消防署の男性消防副士長(26)を戒告処分とした。
市消防局によると、男性消防副士長は5月31日午後11時59分ごろ、自身が運転する自家用車で阪和自動車道を走行した際、大阪府和泉市で速度違反自動取締装置で写真撮影され、大阪府警から出頭通知があり発覚。交通違反による累積点数が12点(前歴0回)となり、運転免許の行政処分の基準に該当することになった。男性消防副士長は「今後は安全運転に努める」と反省しているという。