あおり運転をしたとして、和歌山東署と県警交通指導課は11日、和歌山市有本の会社員の男(27)を道路交通法違反(妨害運転)容疑で逮捕した。
同署によると、男は1月29日午後0時15分ごろ、同市有本の市道で乗用車を運転し、後方を走行していた第二種原動機付自転車1台の通行を妨害する目的で、急ブレーキを繰り返すなどした疑い。
男は約180㍍の間に急ブレーキを3回かけ、原付に対して急ブレーキを余儀なくさせ、危険を生じるおそれのある運転をしたとみられる。原付は右折し、市道から離脱したため事故は起きなかったという。
同署は6月25日、事件当時のあおり運転を目撃したドライバーからの情報提供を受け、捜査を進めていた。
男は「覚えていないが、私がしたことだと思う」と容疑を一部否認しているという。