集団暴走行為を行ったとして、県警交通指導課などの合同捜査班は24日、いずれも和歌山市内在住の男子高校生6人と有職少年3人を道交法違反(共同危険行為等の禁止)容疑で和歌山地検に書類送検し、捜査を終了したと発表した。いずれも容疑を認めているという。
同課によると、9人はことし9月6日午前1時10分ごろから約30分間、同市内の国道42号などで、2人乗りを含む普通自動二輪3台と原付2台を連ね、広がり走行や蛇行運転を繰り返し、さらに信号無視を行い、著しく道路における交通の危険を生じさせるなどした疑い。集団暴走行為当日、追跡していた和歌山西署員が1人の少年を道交法違反(赤信号無視)容疑で現行犯逮捕。その後の捜査で仲間を検挙(逮捕4人、任意捜査4人)したという。
少年らは友人同士で、ことし夏ごろから集団暴走行為を繰り返していたとみられている。運転していた少年らは、運転免許を取得しており、それぞれが所有するバイクだったという。