17日午後1時50分ごろ、和歌山市栄谷の化学製品製造業、㈲畑野化成研究所から出火。火は、消防車両9台、36人が出動して1時間ほどで消し止めたが、鉄骨造り2階建ての建物、建坪約65平方㍍が全焼した。
和歌山北署などによると、現場は、県道粉河加太線次郎丸交差点から東に約600㍍付近。電子材料の中間体の製造過程で、可燃性のトルエンやヘプタンなどの危険物が発火したとみられる。
この火災により、周辺に避難が呼び掛けられるとともに付近の道路に交通規制が掛けられるなどして一時騒然となった。交通規制は同日午後3時18分に解除された。類焼やけが人はなかった。同署などが出火原因を調べている。