17日午後1時20分ごろ、和歌山県和歌山市北島の県道交差点で自転車とバイクが衝突する事故があり、自転車を運転していた同市野崎の男性(84)が外傷性心破裂で約1時間半後、搬送先の病院で死亡が確認された。
和歌山北署によると、現場は信号機のある片側1車線の道路の交差点で、男性が自転車で南から北東方面に横断中、南東から北西に直進してきた市内の会社員の男性(50)が運転するバイクと出合い頭に衝突した。
バイクの男性は左手首を骨折するなどの重傷。同署は事故の詳しい状況を調べている。
17日午後1時20分ごろ、和歌山県和歌山市北島の県道交差点で自転車とバイクが衝突する事故があり、自転車を運転していた同市野崎の男性(84)が外傷性心破裂で約1時間半後、搬送先の病院で死亡が確認された。
和歌山北署によると、現場は信号機のある片側1車線の道路の交差点で、男性が自転車で南から北東方面に横断中、南東から北西に直進してきた市内の会社員の男性(50)が運転するバイクと出合い頭に衝突した。
バイクの男性は左手首を骨折するなどの重傷。同署は事故の詳しい状況を調べている。
和歌山北署は21日、和歌山市の60代の女性が約835万円分の電子マネーをだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。
同暑によると、1月22日に女性の携帯電話に「登録料金の未納」などと記されたメールが届いた。女性がメールに記載された連絡先に電話をすると、「アマゾンのフルカワ」と名乗る男が出て、未払い料金の支払いのため、15万円分の電子マネーを購入して、プリペイド番号を連絡するよう指示された。
その後、紹介された「日本消費者協会のカトウ」と名乗る男と連絡を取ると「これ以外にも未納料金が発生している」「裁判になれば多額の賠償金を払わなければいけなくなる。訴訟取り下げの手続きをする」などと言われたという。
その後カトウとやりとりし、2月19日までの約1カ月で、数十回にわたって合計835万円分の電子マネーをコンビニエンスストアで購入し、その都度カトウに番号を教えていたという。
持ち金がなくなり、お金を貸してもらおうと親せきに相談したところ、詐欺ではないかと指摘され、だまされたことに気付いたという。
9日午後3時25分ごろ、和歌山県和歌山市薬勝寺の休耕田で火災が発生し、女性の遺体が見つかった。
和歌山東署と市消防局によると、現場は薬王寺の北西約300㍍で、通り掛かりの男性が休耕田から火が出ているのに気付き、消火にあたったところ、倒れていた高齢とみられる女性を発見。警察からの連絡で消防が出動したが、女性は全身に重度のやけどを負ってすでに死亡しており、病院には搬送しなかった。
この火災で休耕田内の雑草約500平方㍍が焼けた。
その後の調べで、女性は近くに住む89歳と判明し、死因は焼死、同3時ごろに死亡したと推定されている。出火原因は調査中。
和歌山北署は12日、和歌山市内の70代女性が、警察官を名乗る男にキャッシュカード6枚をだまし取られる特殊詐欺被害が発生したと発表した。
同署によると、同日午前9時30分ごろ、同署の警察官を名乗る男から女性宅に電話があり、「捕まえた犯人が持っていた名簿にあなたの名前が載っていた」「詐欺に遭わないよう口座を凍結する必要がある」「残金50万円以上のキャッシュカードはあるか」などと言われた。
女性は男が本当の警察官と信じ、「キャッシュカードは6枚ある」と答えると、男は「警察官が向かいます。封筒を渡すので、キャッシュカード6枚と暗証番号を書いたメモを入れてください」「口座凍結が済むまで封筒に入れたまま保管してください」などと持ちかけた。女性は自宅を訪れた男に封筒を手渡し、男は女性に印鑑を取りに行かせた間に中身をすり替え、キャッシュカードをだまし取ったとみられる。
女性が封筒の中を確認すると、中がすり替わっており、詐欺被害に気付いた。
13日午後1時48分ごろ紀伊水道で発生した最大震度4の地震で、和歌山県内で2人が軽傷を負ったことが分かった。
県によると、白浜町の85歳女性が転倒して左こめかみを切り、橋本市の71歳女性も転倒して右足の付け根をけがした。
物的被害では、和歌山市の県民文化会館で3階会議室北側の窓ガラス1枚にひびが入った。県庁や和歌山市役所などでエレベーターが自動停止し、一時利用できなくなった。
JRきのくに線では、安全確認のため印南―湯浅間で約3時間にわたり徐行運転を実施。上下線14本が運休(部分運休含む)、23本に最大2時間51分の遅れが発生し、約5300人に影響した。
和歌山県は14日、海南市下津町の塩津漁港で採取した養殖マガキから、自主規制値の4倍にあたるまひ性貝毒が検出されたため、和歌山市大川から和歌浦湾までの二枚貝の採捕や出荷の自主規制を依頼した。
県によると、12日に塩津漁港で貝毒分析を行い、14日に自主規制値を超えるまひ性貝毒の検出を確認。和歌山市、海南市の6漁協に自主規制を呼び掛けたという。
貝毒は主に二枚貝が毒素を持った植物プランクトンを食べて体内に毒が蓄積した状態で、食べると重症の場合は体が思うように動かなくなり、死亡に至ることもある。
県は今後、規制海域での貝毒検査を継続して実施するとしている。
実際は提供していない介護保険サービスの費用を不正に請求したなどとして、和歌山市は22日、訪問介護と居宅介護支援の事業所を運営する㈱ヱモン(東蔵前丁)の指定を取り消す処分を行った。
市指導監査課によると、同社は2016年2月から17年10月にかけて、介護保険に基づかない家政婦の派遣サービスとして提供していた家事の支援などについて、介護サービスとして虚偽の提供記録を作成し、不正に介護報酬を請求、受け取っていた。不正請求額は642万1052円に上り、市はこのうち、時効が成立していない325万4421円の返還を求めている。
17年8月に同社の元従業員から不正が行われている旨の通報があり、市はことし1月まで監査を進めてきた。同社は監査に対し、改ざんしたホームヘルパーのスケジュール表など事実と異なる書類を提出した他、代表らが聴取にうその答えをしたとされ、この2点も指定取り消し処分の主な理由となっている。
同社は04年5月に訪問介護事業者の指定を受けていた。
22日午前11時ごろ、和歌山県岩出市中黒の民家で火事があった。火は約4時間30分後に消し止められたが、現場から性別等不明の遺体1体が発見された。
岩出署によると、現場は国道24号中黒交差点から北東約400㍍。木造2階建てモルタル瓦葺家屋が全焼し、延べ約130平方㍍が燃えた。延焼はなかった。
警察や消防から車両15台が出動した。民家には一家3人が住んでおり、そのうちの1人の60代男性が行方不明であることから、火災原因や死因、身元について調査を進めている。
和歌山西署は8日、和歌山県和歌山市内の50歳代の男性が、仮想通貨をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると、2月12日、男性の携帯電話に「仮想通貨売買システムが完成し、販売している。購入はメールが届いた人限定」などの内容のメールが届いた。その後、商事会社を名乗る男から電話で「仮想通貨売買システムの購入権獲得メールが届いていませんか。その権利を入手したいので譲ってほしい。1台購入につき10万円を謝礼として支払う」と持ち掛けられ、男性は承諾した。
しかし、メールを送信してきた会社の男から電話があり、「名義貸しは犯罪。一番安い仮想通貨システムを購入してくれたら裁判沙汰にはしない」などと言われ、「コインチェックで代金27万円をビットコインに換金の上、送金するように」と指示されたため、男性は同15日に27万円相当のビットコインの購入手続きをし、同16日に指定先へ送信した。
その後、相手と連絡が取れなくなったことから、今月8日に同署へ届け出た。
和歌山県高野連(愛須貴志会長)は13日、県立有田中央高校(有田川町)の野球部で3年生部員による2年生部員へのいじめがあり、同校が春季県予選への出場を辞退したと発表した。同日、紀三井寺公園野球場で予定されていた同校と高野山の1回戦は高野山の不戦勝となった。
有田中央によると、9日午後1時ごろ、同校グラウンドで複数の3年生部員が2年生部員1人に対し、横に倒した防球ネットの上に乗るよう指示。2年生部員が乗ったネットを3年生部員2人が運んでいたところ、乗っていた2年生部員がグラウンドに転落し、覆いかぶさってきたネットが2年生部員の左側頭部を直撃し、切り傷で出血した。2年生部員は病院に搬送されたが、翌日から登校している。
事故を受けて学校側が全部員14人に部内の状況を聴き取ったところ、複数の2年生部員から「お弁当を勝手に食べられた」「自転車のチェーンを外された」など、上級生による嫌がらせを訴える声があったという。森勝博校長が監督や部長と相談し、高野連に報告、出場辞退を申し入れた。
森校長は本紙の取材に「昨年の夏に新チームとなってから嫌がらせがあったと聞いており、嫌な思いをしている生徒の立場に立ち、いじめと判断した」と説明した。
和歌山県海南市下津町の塩津漁港の養殖マガキからまひ性貝毒が検出され、和歌山市大川から和歌浦湾に至る海域で二枚貝の採取や出荷の自主規制が行われていた問題で、県は25日、自主規制を解除すると発表した。
この問題は、同漁港で3月12日に採取されたマガキから、国の規制値(1㌘当たり4マウスユニット)を超える16マウスユニットのまひ性貝毒が検出されていたもの。その後の検査で3週連続で国の規制値を下回ったとして、規制の解除が決まった。
5日午前9時ごろ、和歌山県和歌山市加太の海岸で下顎のない人間の頭蓋骨が見つかった。
和歌山北署によると、現場は田倉埼灯台の南約150㍍の海岸で、同日午前10時ごろ、発見者から同署に「海岸沿いを歩いていたところ、人の頭蓋骨のようなものを発見した」と通報があり、署員が確認した。
同署は性別や年齢など身元について調べている。
キャッシュカードをだまし取り、現金を引き出したとして、有田、橋本、和歌山北各署と和歌山県警捜査第二課は8日、大阪市西成区北津守の無職、横内雅貴容疑者(24)を詐欺容疑で逮捕した。
同課によると、横内容疑者と複数の共謀者は、2018年11月20日午後1時30分ごろ、有田市の女性(80)に警察官を装って「個人情報が出回っているのでキャッシュカードを凍結しなければならない」とうその電話をかけ、女性宅を訪問して封筒にカードを入れさせ、偽のカードとすり替えて3枚をだまし取り、現金114万1000円を引き出した疑い。
横内容疑者は被害金の回収役とみられ、共謀者と連絡する様子などが防犯カメラの映像で確認され、逮捕に至った。受け子兼出し子と運転手の男はすでに逮捕されており、県警は横内容疑者の余罪を追及している。
和歌山北署は12日、アプリの未納料金を名目とする架空請求詐欺で、和歌山県和歌山市に住む40代女性が50万円分の電子マネーをだまし取られる被害が発生したと発表した。
同署によると、11日午後3時45分ごろ、女性の携帯電話に「ご利用料金の支払い確認がとれておりません」などとするメールが届き、記載されていた連絡先に電話したところ、日本通信のフルカワを名乗る男から、アプリの未納料金の支払いのため、コンビニエンスストアで電子マネー「ウェブマネー」のギフトカードを購入してプリペイド番号を連絡するよう言われ、30万円分を買って番号を教えた。
さらに同日、NPO法人のツバキを名乗る男から電話があり、別のアプリの滞納料金も発生していて、きょう払えば2日後に返金すると言われ、別のコンビニでウェブマネー20万円分を購入し、自宅から電話でツバキにプリペイド番号を教えてしまった。
電話が終わった後、夫から内容を聞かれ説明すると、詐欺だと言われ、同署に届け出た。
生徒に体罰を行い、事後の対応が不適切であったとして、和歌山県教育委員会は17日、白浜町立白浜中学校の男性教頭(59)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
教頭は4月26日、自身が担当していた1年生の理科の授業中、「協力して片付けましょう」という指示に対し、座って片付けていた1人の男子生徒が協力的でないと思い生徒の椅子を蹴り、胸ぐらをつかんで叱責し、手の甲で腹部をたたいたとされる。
教頭は同日1年生の担任や学年主任と相談し、生徒の保護者に電話で、胸ぐらをつかんで叱責したと事情を説明。しかし、椅子を蹴ったことや腹部をたたいたことなどを説明せず、保護者が息子に聞いた話と食い違いがあったことから校長に抗議。校長は教頭への事情聴取の後、町教委に報告。校長と町教委が生徒宅を訪問して事情を説明し、教頭も直接謝罪に行ったが拒否された。
大型連休が明けた7日には男子生徒の在籍するクラスに事情を説明し、保護者会も実施。教頭も謝罪した。男子生徒は通常通り登校しており、理科の授業は別の教諭が担当している。
教頭は当日、男子生徒の様子が普段と違ったため注視していたが、叱責したときは感情的だったと反省しているという。保護者への説明については隠すつもりはなく、胸ぐらをつかんだことが問題だと考えていたためとしている。
教職員の処分は昨年8件10人あり、本年度は1件目となる。
和歌山北署は22日、和歌山市内の80代女性が、キャッシュカード1枚と通帳1通をだまし取られ、口座から数百万円を引き出される特殊詐欺被害が発生したと発表した。
同署によると、21日午後1時ごろ、女性宅に市役所職員をかたる男から「還付金があり、保管している。取引口座は何があるか」と電話があり、女性は銀行名を伝えた。さらに、「銀行のヤマモト」を名乗る男から電話で「キャッシュカードの期限が切れている。再発行のために行員を向かわせる」と言われ、電話はつないだまま、女性は自宅を訪れた男にカードを手渡し、要求された別の銀行の通帳も渡してしまった。その後、電話口のヤマモトに暗証番号を伝えたという。
ヤマモトが「午後3時半ごろに新しい通帳を持っていく」と言っていたにもかかわらず、訪問がないのをおかしいと感じた女性が知人に相談し、被害に気付き届け出た。
統一地方選の和歌山市議選(4月21日投開票)で選挙活動支援の見返りに金銭を支払う約束をしたとして、和歌山県警は28日、元市議の中前和則氏(61)を公職選挙法違反(利害誘導)の疑いで和歌山地検に書類送検した。
中前氏は自身が所属する県理学療法士連盟幹部らに対して、選挙活動支援の見返りに金銭を支払う内容のメールを送った疑いがあるとして県警から捜査を受けていた。
中前氏は市議選に無所属新人で立候補し、2474票を獲得して初当選したが7日の議員懇談会を体調不良として欠席。23日に市議会事務局に郵送で辞職願を提出し、事務局が本人の意思確認を行い24日に許可されていた。
県警は28日に統一地方選の「取締本部」を解散し、中前氏の書類送検の他、文書掲示と文書頒布に関する警告が29件あったとしている。
5月31日午前2時55分ごろ、和歌山市向のコンビニエンスストア「ファミリーマート和歌山貴志店」で強盗事件が発生した。押し入った男は現在も逃走中(31日午後現在)。事件当時店内に客はおらず、店員にもけがはない。
和歌山北署によると、現場は市立貴志小学校南側で、勤務中の男性店員が1人でカウンター内にいたところ、50~60歳くらいの男が店内に入り、男性店員に刃渡り約10㌢の果物ナイフのようなものを突き付け「金を出せ」などと脅迫。レジ内の現金約6万5000円を奪い逃走した。
男は身長約180㌢、細身で紺色ヤッケ様上衣、黒っぽいズボン、頭部に白色のタオル、白色のマスク・ゴム様手袋を着用していた。
同署は逃げた男の行方を追っている。
和歌山県は17日、女性を盗撮した県税事務所の男性主査(37)を同日付で停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。
県監察査察課によると、男性主査はことし4月25日午後6時30分ごろ、和歌山市内の路上で、駐車中の車から荷物を降ろそうとしていた知人女性のスカートの中にスマートフォンを入れ、動画で下着を撮影したとして、同29日に県迷惑防止条例違反の容疑で逮捕されており、5月28日付で和歌山簡易裁判所に起訴され、31日付で同簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。
男性主査は同課の調べに対し、約1年前からこの女性を含む3人の女性に対して盗撮行為をしていたとし、「仕事や私生活上のストレスがあり自制心をなくしてしまった。被害者の方や周りの皆さまに多大な迷惑をかけた。深く反省している」と話しているという。罰金はすでに納付しており、再犯を防ぐためスマホのカメラ機能を使用不可能にした他、性犯罪からの更生を支援する施設に通うという。
この日県庁で記者会見した南出明彦県税事務所長は「県民の皆さまに大変申し訳ない。研修を通じて服務規律の確保を徹底し、県民の皆さまの信頼を得られるよう指導していく」と謝罪した。