野生のメジロを違法に捕獲したとして和歌山西署は5月30日、和歌山市の68~83歳の男4人と、海南市の男(68)を、鳥獣保護法違反(メジロ違法捕獲・譲渡・飼養)容疑で和歌山区検に書類送致したと発表した。男らはいずれも容疑を認めているという。
同署によると、5人は、県内外の山林で、鳥もちを使用してメジロを捕獲し、飼養や譲渡を行っていた疑い。全員が、20年以上前に設立された任意団体で、メジロの鳴き声を競う団体「競鳴会」(会員16人、海南市)と「愛鳥会」(会員約10人)の両方かどちらかに所属し、週1回ほど、競技会を開催して鳴き声を競っていたという。
パトロール中の署員が軒先で違法に野焼きをしている現場を確認し、調べたところ鳥籠が燃やされていたことが分かり、事情聴取を進め、違法飼育が発覚したという。両団体は摘発を受け解散した。捜査により押収したメジロ130羽は放鳥した。
5人以外に、両団体の会員らから違法飼育は確認されなかったという。