和歌山北署は6日、和歌山県和歌山市内の80代女性が現金300万円をだまし取られるオレオレ詐欺に遭ったと発表した。
同署によると4日午前11時ごろ、女性に息子を名乗る男から電話があり、不正な手段でのビットコイン購入が見つかったとして現金300万円を要求された。
女性は金融機関で定期預金を解約して現金を用意。男の指示するままに神奈川県の蛍田駅周辺で、代わりに来た弁護士の助手を名乗る男に現金を渡してしまった。
その後、男から連絡がないことから息子に連絡。被害が判明した。
息子をかたり遠方で現金の受け渡しを要求する被害が市内で多発していることから、同署はまず息子に確認を取ることを強調している。