和歌山市は25日、市内で24日に救急搬送された70代男性が熱中症で死亡したと発表した。対策を行うよう市民に注意を呼び掛けている。
市消防局警防課によると、市内の熱中症による救急搬送は25日午前8時現在で155人、昨年同時期より50人増加している。死亡した男性は24日、心肺停止の状態で搬送され、医師により死因は熱中症と診断された。
同課は、炎天下での作業を避け、日中出掛ける際は帽子をかぶるか日傘を差してできるだけ日陰を歩くこと、室内では必要に応じてエアコンを使うこと、こまめに水分補給することなど対策を呼び掛けている。